いつも「こういうニュースだけ見ていたいbot」を見ていただきありがとうございます。製作者のあわうみです。
多くの方がご存じの通り、ツイッターのAPI仕様変更が発表されました。今回は、こういうニュースだけ見ていたいbotの現状と、botを続けるために必要なことをありのままに書いていこうと思います。
続けるための障壁について
ツイッターのAPIの仕様変更にともない、「こういうニュースだけ見ていたいbot」に二つの障害が立ちはだかりました。
一つは、「API v1.1のサポート終了」です。ツイッターのAPIはv1.1と2の二種類があり、v1.1のサポートは4月をもって終了することが発表されました。そして、こういうニュースだけ見ていたいbotはv1.1で作られています。
これについては、仕事と料理以外の時間をすべてプログラミングにつぎ込むことでなんとか改修を終わらせました。たぶんちゃんと動きます。
また、新しいプランではAPIの使用数の制限が厳しいのですがそのへんもなんとか対策しました。
問題はもう一つのほうです。
二つ目の障壁が「料金」です。こういうニュースだけ見ていたいbotを続けるためには、有料プラン(Basic)に入る必要があります。しかし、料金がなかなか高い。
「Basicプラン:100ドル/月」
今まではHPのサーバー代など月1000円いかない程度で維持していました。その程度ならば趣味代と割り切ってやっていけたのですが、さすがにこの料金は普通の社会人の財布に痛すぎます。
そこで、継続のために二つの対策を取ろうと思います。苦渋の決断です。
① 「ほっこり癒しニュース」に広告を入れる
このHPに広告を入れます。いわゆる「Google Adsense」というやつです。これならば、ユーザーに負担をかけない形で多少は賄うことができます。
しかし、このHPのアクセス数が月数千程度であることを考えると、期待できる収益はどんなにうまくいっても月2000円程度です。100ドルには遠く届きません。
② pixivFANBOXの開設
広告だけではこのbotを続けることができないことが明らかになりました。そこで、「pixivFANBOX」を開設することにします。
pixivFANBOX(ピクシブファンボックス)は、「クリエイターが月額制ファンコミュニティを自身で作成・運営できるサービス」です。
クリエイターはFANBOXを通じて、創作活動に共感してくれるファンから継続的な支援が得ることができます。
応援しているファンは、作品づくりのプロセスやファンにしか見せない一面を知ることができ、クリエイターと密なコミュニケーションを楽しめます。
pixivFANBOXより引用
もしbotを応援してもいいよって方がいれば、ぜひとも支援をお願いいたします。
受け取るばかりでは申し訳ないので、エッセイをちょこちょこ投稿していく予定です。botを始めてからの出来事を振り返っていくようなエッセイを書こうかなと思っています。あとは幻になった地上波デビューの話とか日々の裏話とかも。
リンクを以下に貼ります。
一番最初のbotを始めるきっかけについての文章は無料公開しているので、ぜひそちらだけでも見に行ってもらえると嬉しいです。こんな感じで更新していく予定なので、目安にしてもらえればと思います。
pixivFANBOXの状況を見て、今後継続できるかを判断していきます。
方針転換について
正直言って、今回の方針変更は不本意です。こういうアカウントは金銭面と切り離されているからこそ楽しめる一面が大きく、ツイッターはその自由さゆえに多くの人が集う遊び場でした。
だからこそ、このようなツイッターの方針転換を残念に思います。
しかし、このままではbotを続けることができません。
正直、終わりにしようかとも思いました。でも、きっと楽しんで見てくれている人がいる。きっと疲れたときに癒されている人がいる。その思いから、今までの方針を曲げてでも続ける道を探すことにしました。
状況によっては今後続けられないかもしれません。
しかしそうだとしても。できることはやった。諦めるならそう思ってからやめたいのです。
最後に
改めて、方針を曲げることになってしまい申し訳ありません。今回の転換は、botを続けたいと思っての苦渋の決断となります。ご理解いただけますと幸いです。
いつまで続けられるかはわかりませんが、できるだけ続けていきたいとは思っています。
よろしくお願いいたします。